自動航行に求めるものとその選択
UAVの業務活用はだいぶ浸透してきました。農薬散布も無人ヘリからのリプレースがすすみ、なかでも、測量の分野はさでは欠くことの出来ないツールとなってきています。
Phantom4Proなどコンシューマ機とSfM/MVSソフトでオルソ化/3Dモデル化など非常に低コストでの業務活用が一般的になっています。
自動航行の現在
毎年のように新型機をリリースするDJI、ハードウェアの性能は驚くほど向上してきましたが、それに比較して業務活用分野での業種拡張はまだまだこれからです。
人間がスティックで操縦する上での安全性はどのメーカーも一定水準を超えてきており、パソコンやデジタル一眼レフのように好みやサポート、ソフトの機能などが重要になってきています。
また、ロボットとしてのソフトウェアの進歩は業務特化との兼ね合いもありますが、ドラスティックな進歩は見られません。
サードパーティアプリ
ハードメーカーはSDKを公開してサードパーティに専門的なアプリ開発を委ねており、
その代表的なアプリとしては
- シンプルな操作性のLitchi
- 自社製品とのエコシステムを確立しているpix4d capture
- 構造物点検に特化しているDroneDeploy
- 特殊なデバイスにも対応したUgCS
- トータルな業務フライトシステムとして多機能を誇るdronelink
などがあり、その他、点検、散布など専門業務向けアプリは多数存在します。
さて、どれを選ぶべきか、あなたの業務に最適なアプリはどれか?
自動航行アプリの選択ポイント
- 安全確実「目的を完了する」
- 事前に計画でき、現場での修正が容易「現場対応性」
- ケアレスミス対策「ワーニング、注意箇所の見える化」
- 容易な緊急操作「キャンセル、一時停止、復帰」
- 周辺システムとの相互データ互換「範囲/ルートのインポート。フライトログ/補助データ取得」
などが挙げられます。
さらに、
- プラン管理(プランのカテゴリ分け、ユーザ/物件/進捗状況ほか)
- プランチェック(シミュレーション/プレビュー)
- 前後処理支補助(プラン共有/データカタログ)
などがあるとやり直しの難しい現場や複数現場の掛け持ちなどにも対応できます。
またメーカーサポートの充実や自分の周辺にすでに使っている方がいるというのもポイントとなります。
ご自分の用途に合ったシステムの選択をしましょう!
もしdronelinkにご興味がありましたらエヌティラボまでお気軽にご連絡ください
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