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コラム

MultiSpectral

植物の健康状態を見える化

畑の作物の育ち具合は「葉っぱの具合」で見るのが昔からの習わしです。
「なし」で言うと、「葉が大きく濃い緑でつやがある」というのが元気な証拠。
病虫害に冒されていたり、肥料バランスが悪かったりすると葉っぱが小さかったり、色が薄かったりします。長年の経験値で目に見える光線「可視光」で判断できますが、よりわかりやすくするために、その波長を「赤・緑・青」に分け、さらに人間の目には見えない「RedEdge(赤と赤外線の間)」「NIR(近赤外線)」を追加した4~6個の画像を一度に撮影できるカメラを「マルチスペクトラルカメラ」といい、これらの画像を数式に当てはめ計算することで様々な被写体の状況を観察します。

代表的な指数にNDVI(正規化植生指数)があります。これは葉緑素の量を見やすく表現してくれます

※この映像では葉緑素を多く含んでいる地面の雑草が黄色に、樹木・花は紫に表現されています。

当園ではマルチスペクトラルカメラを搭載したP4Multispectralを導入し各種観察を提供します。

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